闇に包まれた世界に一人の足音が響く。
暗闇を物ともせず、闊歩するシガイには目もくれず。
荒廃したインソムニアを、青年を抱えた男が歩いていた。
「ほら、見えてきた」
懐かしいでしょ?と男が促す先には高く聳え立つ城がある。
かつて青年が暮らした場所。
…今はまるで墓標のようだった。
「オレたちの城だ。これからあそこで暮らすんだよ」
死が二人を分かつまでね。そう言って笑う男の目はどろりと濁り、黒い液体が流れ出している。
俯く青年の虚ろな目からも、同じ黒い液体が溢れていた。
「…死なねーんだから、分かたれる事なんてないだろ」
「うん、そうだね。ずっと一緒だ」
呟かれた声に嬉しそうに返し、青年の額にキスを一つ。
人が絶え、死に逝く星に、2人の王が寄り添っていた。
***************
お題チャレンジ終了です。
10枚描くのは大変でしたが、アデノクたくさん描けて楽しかったです。
改めてエロは難しいと思い知りました…どうしたら描けるようになるのか…(-"-;)
何はともあれ、ここまでお付き合いくださり有り難うございました。
後でイラストページに纏めます。
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のしかかる重みで目を覚ますと背後からアーデンにしがみ付かれていて、驚きに二度三度瞬いた。
腕はノクティスの体をしっかりと抱き締め、顔は華奢な肩口に埋められている。
毎日朝も夜もなく求められ続け、気を失ってようやく眠り、目が覚めるとまた暴力的な快楽に翻弄される日々の中で、自分を誘拐した張本人ことアーデンがこのような行動をとるのは初めてだった。
「…ノクト」
身じろぎした事で起きたと気付いたのか、呼ばれた名前は普段からは想像できないほど弱々しい。
予想外の事に思わず固まってしまう。
「オレを受け入れてよ」
続く言葉も弱々しく、けれど腕の力は縋りつくように強い。
「オレと同じところまで落ちてきてよ」
「……」
応える代わりに手を伸ばす。
冷えた体を温めるように擦り寄ると、また腕の力が増した。
***************
ストックホルム症候群になってきたノクト。
本日FF15のVR【モンスターオブザディープ】の配信日ですね!!
目の前でノクトが笑って話しかけてくれて一緒に釣りが出来る夢のゲームがついに!!!
インストールはもうしてあるので、今日仕事から帰ったら速攻でノクトに会いに行きたいと思います!
戦友でずっとノクト不足で会いたくて会いたくて堪らず何度も本編に戻っていたので、もう早くVRでもノクトに会いたい…!!
王子が生きて笑っている姿が見たいんだ…
その笑顔を守りたいんだ…無理だけど…うっ(セルフダメージ)
またしても肌色で背後注意なので畳みます↓
拍手押してくださった方、ありがとうございます!
反応いただけて嬉しいです(*´ω`*)
拍手押してくださった方、ありがとうございます!
反応いただけて嬉しいです(*´ω`*)
最近は随分素直になった。
連れてきた時の反抗的な態度が嘘のように大人しく体を開く。
…もしかして、従順なフリをしたら終わると思っているのだろうか。
言う事を聞けば開放されると思っているのだろうか。
促されるままに舌を絡める美しい相貌を見て、にたりと笑う。
ダメだよノクト。
終わらせてなんかやらない。
***************
アーデンの腕の中は、一度捕まったら二度と逃げられないノクト専用の檻なのです。
戦友、一通りストーリーをクリアしました!
ネタバレを含む話はまた後で、プレイ日記を畳んで書きます。
うさんくさい笑みと共に毎日囁かれ続ける愛の言葉。
戯れに付き合う必要など無いと、聞き流していたはずなのに。
早くここから逃げなければならないのに。
その声に、言葉に、与えられる熱に、どういう訳か愛されていると錯覚しそうになる。
「…ねーわ」
ノクティスの周りには年上の男性が多い。
その中で最もノクティスに愛情を注いでくれたレギスは既に亡く、存命時も殆ど会えず、あの暖かな手を、眼差しを、温もりを恋しく思っていたのは確かだ。
父に次いで愛情を与えてくれたイグニスにも暫く会えておらず、心配や申し訳なさと同時に、寂しく感じているのも確かだ。
アーデンに絆される要素を無理矢理上げるとしたら、ここ最近欠けている“年上の男性からの愛情”くらいだが、それでもやはり、無いと思う。
「…早く、逃げないと…」
そんな筈は無い、惑わされるなと、そっと目を逸らした。
***************
拉致監禁された異常な状態の中で、毎日毎日愛されている内に洗脳され始めた王子。
戦友始めました!
ネタバレを含むプレイ日記はまた別に畳んで書きますが、KG見ておくとニヤニヤ出来ますね…
王家の力を封じて戦う手段を奪った。
閉じ込めている部屋には特殊な鍵を施したから、オレ以外出入りは出来ない。
毎日抱き潰しているから逃げる気力も体力もないだろうが、念を入れるに越した事はないだろう。
何の力もないただの子供に手を伸ばすと、恐怖と嫌悪が入り混じった目で拒まれた。
「…い、やだ…ッ、くんな…!」
「うるさいなぁ」
拒絶ばかりで可愛くない。
オレを拒む音しか出さないなら、こんな喉噛み千切ってしまおうか。
あぁでも、抱かれている時の可愛い悲鳴は気に入っているから、あれが聞けなくなるのは惜しい。
それに何より…
「ねぇ、強情な王子様。嘘でもいいから「好き」って言ってみてよ。オレを欲しがってみなよ」
いつか君がオレを求めるようになった時、欲しがる声が聞けないのはつまらない。
そう思い直して、喉は甘噛み程度に留めておいた。
いよいよ【戦友】配信日ですね!
さすがに日付が変わったばかりではまだ配信されてない模様…お昼頃に来るのかな?
今日仕事から帰ったらさっそく遊びたいと思います。
気が付くと見知らぬ場所にいた。
最低限の調度品が置かれた薄暗い部屋に転がされている。
一瞬混乱するが、すぐ気を失う直前の事を思い出した。
現れた宰相。掴まれた腕。暗転する意識。…自分は帝国に攫われたのだ。
「くそ…ッ」
手は後ろ手に拘束されていて動かせないが、足は自由に動かせる。
さっさと脱出して仲間と合流しなければと思ったところで、部屋の外から聞こえてくる足音に気が付いた。
コツリ、コツリ、と近付くそれは軽やかで、相手の上機嫌を伝えてくる。
やがて開かれたドアから、この事態の元凶が顔を出した。
「おはよう、ノクティス王子。ご機嫌いかが?」
「…最悪」
部屋に入ってきた帝国宰相――アーデン・イズニアを睨み付けると、愉快そうに笑われた。
…この男相手に、上手く逃げ切れるだろうか。
***************
アーデンに笑顔を向けた事もなければ恋人になった覚えもない王子。
ノクトの反抗的な姿って躾がいがあってゾクゾクします。
生意気な態度から、やがて飼い慣らされて従順になるまで、ゆっくりアーデンに調教されて欲しい…
ファミ通.comを見たらノクトが鉄拳7に出演するとか…!?
え、えええ!?
華奢なノクトがあの筋骨隆々とした人たちに殴られたら即KOじゃ!?(((゜Д゜;)))
と心配しつつPVを見たら、ハンマーヘッドで4人がわちゃわちゃしてて癒されました。
でもって、ノクトの美しい蹴りに見惚れました…
なんて美しい…新体操みたいな軽やかで華麗な動き…
これは王子のおみ足で蹴られたいor踏まれたい人が続出しますね…
身軽に飛び回る姿は妖精…いや、天使…?
英語発音だとノクティス・ルシス・カエラム?なんですね。可愛い(ノクトなら何でも可愛い病)
アーデンに組み敷かれそうになってとっさに蹴りを繰り出すも、あっさり抑えられてしまい、「足癖悪いなぁ。躾が必要だね?」ってじっくりねっとり美しい脚を余すとこなく舐められたりくすぐられたりして苛められるノクトが見たいです(唐突)
【戦友】配信までもう少しですね。
…という時になって、突然アデノクで10のお題チャレンジしたいと思います(何故)
思いついたが吉日という事で…
お題はかの有名な【確かに恋だった】様より、「歪んだ恋10題」に挑戦します。
このブログに上げていって、完走出来たらイラストページに纏めます。
ホテルまでショートカットしようと入った裏道で、突然腕を掴まれて振り返る。
気配を全く感じさせず背後に立っていたのは、うさんくさい笑みを浮かべた帝国宰相だった。
「駄目だなぁ、一人でウロウロしてちゃ。悪い人に攫われちゃうよ?」
「…例えばあんたみたいな?」
「そうそう」
わかってて一人でいるって事は、もしかして攫われたかったの?
適当にかけた言葉にニヤニヤと返され、ノクティスは付き合ってられないと腕を振り払おうとする。
大して力の入っていない手はすぐ外れるかと思いきや、どんなに腕を動かしても全く外れる気配がない。
思わずアーデンの顔を見ると、相変らずニヤニヤと笑っていた。
急激に意識が遠のいていく。
「な…」
がくり、と崩れ落ちる体を後ろから抱きとめられる。
最後に見たのはアーデンの昏い笑みだった。
***************
ノクトとアーデンの体格差が好きじゃ~
アーデンにすっぽり抱き込まれてしまうノクトが好きじゃ~
…という時になって、突然アデノクで10のお題チャレンジしたいと思います(何故)
思いついたが吉日という事で…
お題はかの有名な【確かに恋だった】様より、「歪んだ恋10題」に挑戦します。
このブログに上げていって、完走出来たらイラストページに纏めます。
ホテルまでショートカットしようと入った裏道で、突然腕を掴まれて振り返る。
気配を全く感じさせず背後に立っていたのは、うさんくさい笑みを浮かべた帝国宰相だった。
「駄目だなぁ、一人でウロウロしてちゃ。悪い人に攫われちゃうよ?」
「…例えばあんたみたいな?」
「そうそう」
わかってて一人でいるって事は、もしかして攫われたかったの?
適当にかけた言葉にニヤニヤと返され、ノクティスは付き合ってられないと腕を振り払おうとする。
大して力の入っていない手はすぐ外れるかと思いきや、どんなに腕を動かしても全く外れる気配がない。
思わずアーデンの顔を見ると、相変らずニヤニヤと笑っていた。
急激に意識が遠のいていく。
「な…」
がくり、と崩れ落ちる体を後ろから抱きとめられる。
最後に見たのはアーデンの昏い笑みだった。
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ノクトとアーデンの体格差が好きじゃ~
アーデンにすっぽり抱き込まれてしまうノクトが好きじゃ~
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